Questfield-Lab.

徒然なるままに。

iPhoneのバックアップデータの移動

緊急にCドライブの容量を空ける必要が出てきた。必要最低限のアプリしか入れていないのに、256GBのSSDが悲鳴を上げるのは何なんだろう。ともかく、すぐ必要となるものはそぎ落としたものの、やはり容量は空かない。

いったい何がと思っていたら、意外なところに犯人はいた。iPhoneiPadのバックアップデータだ。こいつが約67GB(!)もあり、ディスク容量の25%を占めていた。

そりゃ…容量不足になるでしょ。HDDならともかく、SSDだからなぁ。

私が考えたのは、このバックアップファイルの場所をどうにか移動できないものか、ということだった。とググってみると、

iphone.f-tools.net

これか…。というか、これくらいしかない、というくらい力業が必要なのだ。バックアップの場所くらい自由に決めさせてくださいよAppleさん。

 

さて。

件のページには2種類のやり方が掲載されている。

ただし、ページにも書かれているが、必ず自己責任で作業を行うこと。多少にかかわらず何かしらのトラブルがあったとしても、私やiPhone入門さんは一切責任を持ちません。一応免責事項として書いておきます。

私が試してみたのは、後者のコマンドプロンプトを使ったやり方だ。というのも、何故かWindows10でディレクトリコピーをエクスプローラー上でコピペすると、何故か失敗する。そもそもコピーされなかったり、サブディレクトリまでコピーされていなかったり、何すかコレ。頼みますよMicrosoftさん

そのため、ファイルコピーからコマンドプロンプトを使ってやるという、ちょっと不便なやり方になってしまいます。

Winキー+Rで「ファイル名を指定して実行」が出てくるので、迷わずcmdと打って、っターンとエンターキーを打ってコマンドプロンプトを出してやります。

f:id:mjollnir1978-mi:20170223234929p:plain

こんな画面が出てくるかと思います。「えっ、こんな画面で作業するの?」その通りですが、並行してエクスプローラも使うので、そう心配する必要はないでしょう。

まず、どこにバックアップデータがあるか、そして、どこにバックアップデータを置くかを考えます。

先ずバックアップデータは「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup」にあります。エクスプローラから見えない? 隠しファイルを表示するよう設定しましょう。ついでにファイル名拡張子も表示させてやったほうがいいです(だいぶ昔から思うんですが、セキュリティ上デフォルトで拡張子を表示させておいたほうがいいと思うんですけどね、Microsoftさん)。

バックアップ先は、ディスク容量に余裕のある別ディスクに保存することにします。仮に「E:\iPhone-Backup\Backup」とでもしておきましょうか。この場合、Eドライブ直下にiPhone-Backupというフォルダを新規で作ります。

コマンドプロンプトに戻り、こんな呪文を唱えます。

robocopy "C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup" "E:\iPhone-Backup\Backup" /mir

 robocopyコマンドについては、こちらの記事が参考になります。

そして暫し待ちます。

終わるとこんな画面が出てくると思います。

f:id:mjollnir1978-mi:20170224110525p:plain

                  合計     コピー済み      スキップ       不一致        失敗    Extras
   ディレクトリ:      1030      1027         3         0         0         3
     ファイル:     71810     71810         0         0         0     67015
      バイト:  66.653 g  66.653 g         0         0         0  40.396 g
       時刻:   0:32:28   0:29:02                       0:00:00   0:03:26


       速度:            41082457 バイト/秒
       速度:            2350.757 MB/分
   終了: 2017年2月24日 11:03:49

次にCドライブの方のBackupフォルダの名前を変えてやります。「Backup」を「Backup_old」とか、とりあえず適当に。

そしてまたコマンドプロンプトに戻り、呪文を唱えます。

mklink /d "C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup" "E:\iPhone-Backup\Backup"

しかし問題発生。「この操作を実行するための十分な特権がありません」と叱られる。怒られて当然です。普通のユーザーでコマンドプロンプトを使っていたのだから、今度はおとなしく「スタート→Windowsシステムツール→コマンドプロンプト」を右クリックして「その他→管理者として実行」をクリックします。

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今度は管理者用のコマンドプロンプトが出てきました。ここで再度上記の呪文を唱えます。

mklink /d "C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup" "E:\iPhone-Backup\Backup"
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup <<===>> E:\iPhone-Backup\Backup のシンボリック リンクが作成されました

こんな感じになれば成功かな。

あとは実際にiTunesでバックアップを取ってみます。エラーメッセージが出ずに正常にバックアップが終了するのを確認します。成功したら、古いバックアップデータフォルダは消してしまいましょう。

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f:id:mjollnir1978-mi:20170224115157p:plain

なんということでしょう。Cドライブの空き容量がガッツリ減ってくれました。

 

調べてみたところ、以前Windows7の頃にも同じようなことをしていた形跡があり、現在のWindows10にアップデートした段階ですっかりそのことを忘れていたことがわかりました。

あと、環境によると思いますが、NASへのバックアップは時間が掛かりすぎるため、やめておいたほうがいいと思います。ノートPCだったり1ドライブしか載っていないPCの場合、外付けのHDDにバックアップを作ってやるのがいいのかもしれませんね。

そんなこんなの備忘録(特に自分向きの)でした。