Questfield-Lab.

徒然なるままに。

私はコレで、年賀状を書きました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

しょっぱなから、ネタに困りそうな気がしないでもないです。なので、今回の年賀状をどのように描いていったのかで、お茶を濁しますw

 

まずは紙にダダダと思いついたことを書いていきます。PCでの作画が最近専らとはいえ、アイデアを練りこむにはやはり紙と鉛筆があったほうが、私には合っていると思います。

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コンセプトは「アナログっぽいデジタル」です。そのため、当初からパステルや色鉛筆で塗ったような感触にしたいとは思っていました。描き文字も、当初は万年筆で書いたものを取り込もうと試みたのですが、相当な悪筆なため断念しました。

書きだしたアイデアを基に、Clip Studio Paintでアタリをつけ、ラフを書いていきます。ちなみに、四辺に5mmほどの余裕を見てレイアウトしていますが、フチなしプリントしたときに重要な部分がはみ出さないようにするためのものです。

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ただ、この時点で、どうにも既視感があったり、少し下品ではないかと思い、違う案を出してみようと思いました。

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版権のキャラクターを書くという前提条件があったので(何せ、オリジナルキャラクターはウケが良くない)、ちょうどそのキャラクターはエルフのアーチャーだったので、弓矢を持たせた構図を考えてみました。おそらく左案は文字まで食い込みそうだったので、右案でラフを書くことにしました。

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これはこれでいいかもしれないが、何かちょっと違うような気がしてきた。別画面で全体表示させて様子を見つつ、2つのラフを見比べてみたのですが、この二つを比べてみると最初のほうがいい(消去法でまだマシ)のと、納期の関係でさらにもう一つの案を出すことは断念しました。

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塗り方は至極簡単です。鉛筆ツールからパステルを選んで、色は追加カラーセットから選択。レイヤー分けも最低限にしました(肌だったら肌だけ、髪だったら髪だけ)。

広い面はブラシサイズを大きくして、完全に塗りつぶすような感じではなく、アナログツールの模倣を目指したため、意図的にムラのある塗り方になっています。

影となる部分、色が濃くなる部分は、濃い色を選択し、ペン先を細くしてクロスハッチングで塗っていきます。

ハイライト部分は、本来であれば消しゴムを使うのですが、ホワイトを入れてやることにしました。ここら辺は消しゴムツールを使うべきか、ホワイトで塗ったほうがいいか、検証する必要がありそうですね。

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髪の毛は、ひたすら細いペンで毛を一本一本書くように塗っていきます。これは実際私が色鉛筆で塗るときと同じ塗り方です。

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後はひたすらガシガシ塗っていきます。今回はやらなかったのですが、私が色鉛筆塗りをするときは、違う色(例えば肌色を塗るときは、肌色とオレンジとピンク)をクロスハッチで重ねていくことが良くあります。水彩(私はリキテックスを使います)で塗った後、アクセントとして色鉛筆で加筆するのも、面白い結果が生まれるのではないかと思います。

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背景処理とトーンカーブ調整を行って完成です。郵送分に関しては、インクジェット紙年賀状にCanon PRO-10Sで印刷しました。

 

結局2009年年賀状と似たような感じになってしまいましたが、「こんな塗り方があるんかー」的な感覚で見ていただければ幸いかと思います。